拓落失路

フリーランスとして独立したダメ人間の戯言

汚ない蕎麦屋に突撃

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※ 写真はイメージです

 

先日、テレビで放送されたことがあるらしい蕎麦屋さんに行ってきた。
見た目は明らかにボロボロ。
きたなシュランに出てもおかしくないくらいのボロい店構えで、通常なら誰も寄り付かないような雰囲気がにじみ出ている。

僕は潔癖まではいかないがキレイ好きなので、そういう店はそもそも敬遠するタイプなのだが、一緒に居た人にどうしても行きたいと言われて渋々お店にチェックインした。

店内に入るとキョンシーが出てきそうな雰囲気がある素敵な空間が広がる。
接客してくれるオバサンは結構テキトーで、ノールックでどんどん話しかけてくる。
声の大きさだけは褒めてやろう。

席に案内されるわけはなく、空いているところに着席。
と思ったら左手に何か変なものを触った感触を覚える。

(☝ ՞ਊ ՞)☝ キエエエエエ!!!!

ハエの死骸が座布団の上にあってそれを触ってしまった。
僕は大の虫嫌いなので、その時点でもう帰りたい。


トイレで石鹸を使って手を洗いたいが、建物の仕様からすると辛うじて水洗だがトイレは和式で洗面所は無く上のちょろちょろのところで手を湿らすくらいしか出来ない雰囲気が想像できる。
仕方なく車に戻りアルコールのお手拭きでハエのように手を擦った。

店内に戻ろうとした時、入店しようとしていた建築関係と思われる男3人が、店内を覗いて「なんかヤバい感じがするから別のところにしよう」と退却していった。

うん。
君たちは正解だと思う。

店内に戻りさっき吹き飛ばしたハエの死骸にガンを飛ばしつつ蕎麦の到着を待つ。
早く帰りたい...

出てきた蕎麦は予想通りの雰囲気。
蕎麦の乗っている竹すだれが年期入っていて、裏側を見てはいけない気がしてならなかった。
丸亀製麺でさえ、竹すだれがやられていた時期もあったからな...

僕は急いで蕎麦を食べた。
蕎麦にコシなどなく、なんとなくヌルヌルしていたのは磯海苔が練り込んであるらしい。
余計なことしやがって...

鴨せいろみたいなのが950円でそれを食したのだが、大変不満足な感じだったので僕は二度とあの店には行かないと誓った。
とても孤独のグルメのように「こっち系かぁ〜」なんて台詞は一切浮かんで来なかったね。
この蕎麦屋に行こう!と言った人は、あとでしばき倒しておきました。

きたなシュランではなく、ただ汚いだけの店だったな...
僕の中で蕎麦屋ワースト1に輝いたのは言うまでもない。