迫り来る危機感とダブルトールラテ
今日は出張先に来ているのだが、午前中に入稿しなければならない仕事が一件あった。
昨日は飲み過ぎてしまい、チェックアウトの11時に間に合うよう30分前に起きてシャワーに入り慌ただしくホテルを後にした。
入稿時間が12時を1分でも過ぎてしまうと納期が変わり消費税率も変わってしまうため、僕は大急ぎで近くのイオンに入っているスタバに駆け込んだ。
ホットのダブルトールラテをオーダー。
僕はとりあえずビールの感覚でスタバでは大抵ダブルトールラテを注文する。
時間は11時30分。
大丈夫、まだ焦る時間じゃない。
座席に落ち着き、ほとんど出来ているデータをいじる。
印刷会社にデータ入稿するまでのリミットは30分あれば余裕だと思った。
しかし、昨日飲み過ぎたせいで若干お腹に違和感がある。
というか、グルグル鳴っている...
そちらのリミットも近いようだ。
50分にはデータが出来上がり、データをアップロードするがファイルサイズが大きくて時間が掛かる。
アップロードが終わった時点で受付完了なので、アップロードが間に合わないとアウトだ。
良いペースで進んでいたのに、途中から通信速度が遅くなって時間ギリギリ。
目の前に座っているレッツノートリーマンが帯域をガッチリ使っていやがるな...
それでもギリギリ58分に入稿完了した。
一件落着と思いきや今度はお腹がリーチに。
ダブルトールラテはまだ半分ほど残っている。
急いで飲むがトールだけに量が多くなかなか減らない。
そして温かいミルクが主体なので、これは僕だけかもしれないがホットミルクは余計に便意をもよおす。
テーブルの上を片付け立ち上がって一気に流し込む。
そしてすぐさまモーレツな便意。
店を後にしてエスカレーターに乗る。
北海道は左側に寄るのがマナーだが、平日の昼間のせいか前のおばさんがエスカレーターを塞ぐ。
おばさま!緊急車両が通りますよ!!
と心の中では思っていても、そんなこと言えない。
若干モジりつつ、僕の進路を妨害するおばさんをガン見。
後ろ姿にガン見しても意味無いのは分かっているが、何かに集中したかったのだ。
おばさんのガードをすり抜けトイレに突撃。
状況的にはダブルリーチまで掛かっていたので間に合って本当に良かった。
たぶん個室から出てきた時の僕の表情は、今年一番良い表情をしていたと思う。