カスペルスキーインターネットセキュリティを入れたらGoogleにアクセスできない状態になった
新しいMacBook Proに仮想環境のParallels Desktopを入れてWindows環境も動かしているのだが、Parallels Desktopにオマケで付いてきたウイルス対策ソフト「カスペルスキーインターネットセキュリティ」を入れることにした。
普段はNortonを使っているのだけれど、せっかく1年間のライセンスが付いてくるのだからと初めてカスペルスキーを利用することにした。
カスペルスキーを入れてから、ふとGoogleに接続できなくなっていることに気が付いた。
Yahoo!やその他のサイトは問題ないのに、何故かGoogleだけがNG。
しかもあまり見たことのないエラーが出ている。
すぐにカスペルスキーが原因だと気が付いたけれど、特にこの問題に関わりそうな設定項目は見当たらない。
カスペルスキーの設定を一通り目を通しても問題は見当たらない。
セキュリティ機能を一時的に無効にすると、Googleに接続できるようになるので間違いなく問題はカスペルスキーだ。
色々と調べていると、どうやらIPv6に起因する問題ということが判明した。
カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac がインストールされている環境にて、一部のWebページが正しく表示されない場合がある事が報告されています。
報告のあった回避方法を以下に記載致します。以下の方法で回避できるかご確認ください。
ご注意
- IPv6機能を利用してインターネット接続を行っている場合には本手順を行わないでください。
- IPv6機能をご利用の場合、本問題の回避方法がございません。誠に申し訳ございませんが、対応が完了するまでお待ち頂きますようお願い致します。
回避方法が無いというのが若干引っかかるが、現時点では問題ないので深いことは気にせずIPv6を無効化して対処するしかない模様。
「システム環境設定」→「ネットワーク」を開く。
「詳細」をクリックして「TCP/IP」の項目を選択。
「IPv6の設定」項目を「リンクローカルのみ」に変更。
これでOK。
無事にGoogleなどにも接続することができるようになった。
いつもNortonを使っているのでちょっと予想外の出来事で一瞬困惑したけれど、この設定をもっと簡単にいじれるようにカスペルスキーはアプリ上に何らかの工夫をした方がいいと思うなぁ。