拓落失路

フリーランスとして独立したダメ人間の戯言

バーガーキングで気まずいことになった

ステッカーバーガーキングロゴUSA  防水紙シール

 

YouTubeでバーガーキングの食べ放題にチャレンジしている動画を見て、無性にワッパーが食べたくなったのでバーガーキングへ行くことにした。
 
店に入る前から尿意をもよおしていたのだが、男としてオーダーするまでは我慢しようと心に決めた。
意識が尿意に取られるせいで若干吃り気味で注文する。
店内は混んでいたため、出てくるまでに少し時間がかかる。
僕はカウンターの前で待たされている間、若干モジモジしかけたが大人の行儀として表情だけはクールを装っていた。
 
満面の笑みでワッパーのセットを受け取り着席。
トイレの位置を確認したと同時に人が入って行くのが目に入る。
 
ぐぬぬ。
 
オニオンリングを食べながら、視線はチラチラと男子トイレを向いている。
お! 出てきたっ!
コーラを口に含んで立ち上がった時には、既に先客が入ろうとしている。
 
 
(´・_・`)
 
 
何度かこんな感じが続き、さすがにもう僕の給水タンクは満タンなのでトイレに並ぶことに。
何のことはない。
中には個室もあるじゃないか。
ひとつだけだと決めつけていた僕が悪かった。
 
早速、小便器で用を足す。
もう我慢していたから大フィーバーですよ。
その時、不意に斜め後ろにあるトイレのドアが開いてオジサンが入ってきた。
オジサンはそのまま個室へ。
...と、トイレのドアがゆっくりゆっくり閉まりかけるのでなかなか閉まらない。
おいおいと思ってドアの方に目をやると、バーガーに齧り付いている女性と目が合った。
僕は大放尿中で完全にバックスタイルを女性に見られた上、さらに目まで合ってしまったのだ。
 
何この気まずさ。
僕は何一つ悪いことをしていないのに、若干後ろめたい気持ちになるのは何故だろう。
 
いや、むしろ僕は被害者だ。
と思ったけれど、バーガーに齧り付いている所で僕の放尿スタイルを見せられる方がよっぽど酷いよね。
 
でもね、あれは僕のせいじゃない。
トイレの構造が悪いんだよ。
文句があるならバーガーキングに言ってくれ。
 
トイレを出て自席に付くまでのこの微妙な緊張感。
そして何か犯罪的なことをしてしまったのではないかという、妙な後ろめたさに襲われて僕は全力でバーガーを食べて店内を後にした。
あの時のラストスパートはバーガーキングの王冠を授与されてもおかしくないんじゃないかと思う。
 
なんか最近トイレネタばかりの気がするんだけど気のせいかな?
”トイレマン”なんてあだ名つけるなよ!
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